「FLASH(2023年11月21日号 )」に性懲りもなくこんな記事が
掲載されていました。
*ジャニー喜多川氏の性加害現場…NHKが認めた「魔の7階」トイレ、局員たちは「こんな場所で」と絶句【写真あり】
先月、NHKが報じた「音楽番組『ザ少年俱楽部』に出演を
希望してNHKを訪れていた男性が、ジャニー喜多川氏に
トイレに連れていかれ性被害に遭った」という報道に関する
記事です。
NHKの報道から1カ月も経って、何故これを取り上げているのか
さっぱりわかりません。
「被害者男性への対応をNHKに尋ねた」という一文をとって
つけたかのように書いていますが、何か新たな事実が見つかった
わけでもなく、うっっっっっっすい内容の「こたつ記事」です。
しかも、この自称被害者の証言もかなり信憑性が薄く、
X(旧Twitter)を中心にジャニーズファンが証言の矛盾を
つきまくっています。
その矛盾については、
ブログ【マスコミは「自称被害者」の証言をきちんと検証せよ!!】
にまとめてますが、要点をまとめると…
◆そもそも、この男性は元ジャニーズJrですらない一般人?
◆「ザ少年俱楽部」は、Jrたちの中でもごく限られたメンバー
しか出られず、Jrでもない素人の男子高校生が出演できるような
番組ではなかった。
もしそんな素人が出入りしていたら、Jrや追っかけのファンの間
でも話題になっていたはず(そんな人はいなかった)。
◆テレビ局は出演者でもない一般高校生が簡単に入れる
セキュリティーではない。
もし易々と入れていたとしたら、それはNHKのセキュリティー
問題でもある。
しかも、被害に遭ったという「2002年秋」というのは、
当時ジャニーズJr.だった山下智久さんがまさにその「ザ少年倶楽部」
の収録後にNHKホール前で不審者に襲撃される事件があった時期で、
NHKのセキュリティーはかなり厳しくなっていたはずなのにおかしい。
◆現場とされる7階リハ室は、動画等で確認しても、人の出入りが
激しく、そんな所でわざわざやるか?
今回の「FLASH」の記事は、これらの疑問に対して何か独自に
調べた様子はまったくありません。
ネタとして古過ぎる上に、独自の情報を出す意欲も見えなければ、
事実を追求する誠実さも皆無。
ただただアクセス数稼ぎや部数増を狙っただけとしか思えません。
証言に不審な点があっても、スルーして押し通せば良いと思っている?
本当に日本のジャーナリズムはどこまで堕ちていくのでしょうか?